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会頭挨拶

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正田会頭 2025年 年頭挨拶

代表者あいさつ
 会員の皆様におかれましては、新春を晴れやかにお迎えの事と存じます。
 
 昨年も、スポーツの世界は、パリのオリパラ、大谷翔平の50-50、相撲界も大の里、琴桜の躍進等、毎日のように日本人の活躍が報じられ、暗いニュースを一掃してくれました。元日の能登半島沖地震、会員の皆様から寄せられた義援金を送らせて頂きましたが、今でも余震が続き、基本的なインフラの復旧は思うように進んでいません。政治の世界では、アメリカ大統領選挙、日本では新総理誕生も自民党大敗。円安も進み1ドル200円もささやかれました。いつの世でも、情報が錯そうし、不確実性のなかに、確実を見出せずに人々は不安な日々を過ごすことになります。
 
 昨年の干支、甲辰(きのえ・たつ)は「春の日差しが、あまねく成長を助ける年」と言われていました。そして今年は乙巳(きのと・み)です。「多くの人にとって成長と結実の時期」となる可能性が高いとのことです。昨年から一歩前進して、今迄の努力や準備が実を結び始める時期のようです。
 
 そんな中、昨年8月に、日本商工会議所小林健会頭が日本経済新聞のインタビューに答えた記事は印象的でした。大企業に対して、中小企業との共存共栄を目指す必要性を熱く語ってくれました。ご自身も三菱商事出身ですが、大企業が強者の理論をふりかざすのではなく、下請けの中小企業に課題である原材料価格や光熱費の高騰などのコスト増に対して、価格転嫁を認めてほしいと語りました。これにより賃上げも可能になり、デフレからも脱却し、適正な経済の循環を生むことを期待します。
 
 当会議所は引き続き、資金繰り対策、事業承継、人手不足、中心市街地活性化等の課題や、さらに女性経営者の創業支援やSDGs対応、また生産性向上のためのDXの導入等にも新たに取り組んでまいります。
 
結びに、今年も、3つの基本姿勢を念頭に
  1. 会員満足度の向上
  2. 会員拡大及び財政改善・・・知恵と工夫で対応し、それでもダメなら汗をかく。
  3. 職員の育成・・・会員の皆さんに信頼される、人財となる
会員の皆様に寄添いながら、課題解決に向け、チャレンジしていきたいと思っています。

 会員各位のご協力をお願いするとともに、本年が会員の皆様にとって健康で、さらなる成長の年となることをご祈念申し上げます。
 
会頭 正田 隆
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